[メキシコ情報]2016.7.31
ルイス「KOを狙って戦う」
ウーゴ・ルイス
9月16日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で長谷川穂積(35=真正)の挑戦を受けるWBC世界スーパーバンタム級王者ウーゴ・ルイス(29=メキシコ)が、「ゴングが鳴ったら常にKOを意識して戦う」と話している。
メキシコでトレーニングを重ねる
ルイスは普段、メキシコのシナロア州ロスモチスでトレーニングをしているが、このほど長谷川戦に向けてハリスコ州グアダラハラに練習拠点を移した。これはサウスポーとのスパーリングをこなすためで、実戦に即した練習で左構えとの試合感覚に慣れる目的がある。ルイスは39戦36勝(32KO)3敗と極めて高いKO率を誇るが、サウスポーとの対戦は少なく、最近では12年12月に亀田興毅に判定で敗れている。こうしたこともありサウスポー対策に時間を割くものと思われる。試合まで1ヵ月に迫るなか、ルイスは「試合を見てくれる人たちに内容の戦いを披露して満足させたい。そのためにもゴングが鳴ったら常にKOを意識して戦うつもりだ」と意気込んでいる。