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[調印式・前日計量]2016.7.19

和氣慎吾、王者になる

和氣とグスマン
 大阪市内のホテルモントレグラスミア大阪で19日、IBF世界スーパーバンタム級王座決定戦に臨む、同級1位の和氣慎吾(29=古口)と同級2位のジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)が揃って登壇し、調印式とその後行われた前日計量に臨んだ。
 試合は明日7月20日(水)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で第1試合は午後4時30分開始。放送はTBS系列局で午後8時から生放送。
世界初挑戦
 初めての調印式で和氣は「今まで厳しい練習に耐えてきたのも世界戦っていうものがあったから耐えてこれたところもありますけど、自分の中では世界戦という意識を持たず、目に前の相手に向かうだけだと思っていました。今日のこういう調印式とかで少し緊張も出てきたんですけど、上がり過ぎないように、いつも通りの自分のパフォーマンスができるように頑張ります」と初々しいコメント。リーゼントの出来を聞かれた和氣は「今日はバッチリです」と笑顔をみせた。
 和氣は赤色の日本製8オンスのグローブを選択。
パーフェクト更新を狙う
 一方、グスマンは「神、そしてIBF、日本の皆様、この機会を与えてくださりありがとうございます。明日は今までで1番の試合をみせるつもりで日本に来ています」とまずは感謝の言葉を口にした。パーフェクトレコードの秘訣を聞かれたグスマンは「きつい練習に耐えて、全てに対して真面目にやってきた結果だ。ただ、常にKOを狙っているわけではない。真面目にやっていたからそういうチャンスが訪れただけ。明日はワケが仰向けに倒れているだろう」と最後は22回目のKOを宣言した。
 グスマンは青色のメキシコ製8オンスのグローブを選択。
前日計量
 計量に移った両者はまず、1位の和氣から秤に乗ると55.2kgの100gアンダーで無事にパスし笑顔をみせた。
血圧:130/80mm/Hg
体温:37.0°C
脈拍:66/min
右:グスマン
 続いて秤に乗ったグスマンは54.8kgの500gアンダーでパス。先週の到着時は5kgオーバーだった。
血圧:125/77mm/Hg
体温:36.4°C
脈拍:99/min
IBFオフィシャル陣
オフィシャル陣
レフェリー:ウェイン・ヘッジペス(アメリカ)
ジャッジ:ジョナサン・デービス(フィリピン)
ジャッジ:ルイジ・ザッカルディ(イタリア)
ジャッジ:トニー・マレッタ(オーストラリア)
立会人:アニバル・ミラモンテス(アメリカ)