注目のアンダーカード

　チャーリー太田から本名に戻して8ヶ月ぶりのリングに臨むベラミーは68.8kg、対戦相手の日本同級11位エルフェロス・ベガ(平石)はスーパーウェルター級リミットの69.8kgでそれぞれ一発クリア。明日のランカー対決に向け、「油断はしないが、先に仕掛けてスロースタートを脱却する(ベラミー)」、「相手も強いが私の方がもっと強い。明日は5ラウンド以内にKOする(ベガ)」と気を吐いた。

　また、女子バンタム級6回戦に出場する天海はリミットの53.5kgを下回る53.2kg、対戦相手で16戦10勝(1KO)6敗のタンティップ・シットサイトーン(タイ)は52.7kgでパス。この試合は2週間前に決まり、コンディションは万全とは言えず不安が残るとした元WBA女子世界スーパーフライ級王者の天海だが、「まだまだ上を狙っているので、まずは試合感を鈍らせないことが大切。明日はしっかりとKOでアピールしたい」と意気込み、世界王座への返り咲きを見据えた。