ボクシングモバイルニュース
[前日計量]2016.7.1

内藤律樹、前半を大事に

左:内藤 右:トケーロ
 明日2日、神奈川・キャンプ座間の屋内体育で開催される「日米友好親善・災害救援感謝慰問興行」のメインイベント、ライト級8回戦に出場する前日本スーパーフェザー級王者の内藤律樹(24=E&Jカシアス)と東洋太平洋ライト級12位アルジー・トケーロ(22=比)が都内の日本ボクシングコミッション事務局で前日計量を行い、内藤がライト級リミットの61.2kg、トケーロが200gとなる61.0kgで一発パスした。
明日は再起2戦目
 今回の試合は5月の再起戦後すぐに決まったとあって「コンディションは万全。調整が楽だった」と余裕を見せた内藤だが、相手は強打を売りにしWBCアジア王座とWBCユース王座を獲得した実績のある選手だけに、「パンチはもらいないように前半を大事にしたい」と警戒した。
十分に気をつけたいと内藤
 内藤のターゲットは、昨年12月の4度目の防衛戦で王座を奪取した現日本王者の尾川堅一(帝拳)。リベンジのチャンスが得られるのなら秋に開催される最強後楽園出場も視野に入れるとしたが、尾川が返上の可能性もあるだけに選択は難しいところ。まずは明日の一戦に集中し、今後の方針についてはジムに委ねるとした。
戦績15戦9勝(7KO)4敗2分のトケーロ
一方、初来日のトケーロは時折笑顔を見せるなどリラックスした様子で計量を終え、「内藤の映像は見ていないが明日は常にプレッシャーをかけて全力で勝ちにいく」と意気込んだ。