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[前日計量]2016.7.1

比嘉大吾「KOで獲る!」

左:比嘉 右:ディアレ
 明日2日(土)に後楽園ホールで開催される「第551回ダイナミックグローブ」のメインイベント、OPBF東洋太平洋フライ級タイトルマッチ、王者のアーデン・ディアレ(27=比国)と同級5位、比嘉大吾(20=白井・具志堅)の前日計量が日本ボクシングコミッション事務局で行われた。
勝ってさらに自信を付けたい
 初のメジャータイトルとなる東洋太平洋王座に挑戦する比嘉は100gアンダーの50.7kgで一発クリア。計量後には野木丈司トレーナーが用意したココナッツジュースを飲んで一息ついた。「一安心しているが本番は明日。あとはやることをやる。注目度の高い試合だが練習は今までの倍はしてきたので自信ある」と静かに闘志を燃やした。相手のディアレについて「自分がデビュー戦の時にメインイベントで先輩(江藤光喜)と戦っていた選手。パンチも上手さもあるが気持ちでは負けない。勝たないことには世界が見えてこないのでKOでベルトを獲りにいく」と無敗のまま10連続KOを狙うと意気込んだ。
江藤戦以降は8連勝中のディアレ
 一方、これが来日3度目となり、王者として比嘉を迎え撃つディアレは200gアンダーの50.6kgで秤を降りた。「明日はベストを尽くして勝ちにいく」と不敵な笑みを浮かべて会場を後にした。
 比嘉が所属する白井・具志堅スポーツジムの具志堅用高会長は「(比嘉は)ユースタイトルを獲ってから打たせないボクシングができるようになった。コンディション次第だが、調子が良ければ負けないと思う。体も大きくなってきているが、勢いのあるうちに出来るだけ早くフライ級で世界挑戦させたい」 と愛弟子に期待を寄せた。