ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2016.6.21

7/20 W世界戦アンダーカード

野中と山本の王座戦が組まれた
 7月20日(水)、エディオンアリーナ大阪で開催されるダブル世界戦のアンダーカードが発表された。予備を含む4回戦3試合(2試合未定)と8回戦が2試合、そして日本スーパーウェルター級王者・野中悠樹(38=井岡弘樹)のV5戦とOPBF東洋太平洋バンタム級王者・山本隆寛(25=井岡)のV3戦がセットされ、イベントは全9試合で行われる。メインはWBA世界フライ級王者・井岡一翔(27=井岡)の3度目の防衛戦と元OPBFスーパーバンタム級王者・和氣慎吾(28=古口)のIBF世界同級王座決定戦で、第一試合は16時25分にスタート。
チーム丸木が野中に挑む
 野中に挑むのは、これが日本タイトル初挑戦となる同級1位の丸木凌介(25=天熊丸木)。父親の丸木孝雄会長の指導のもと、兄の丸木和也(28)と兄弟ボクサーとして活躍し、昨年3月にはWBCユース世界同級王座を獲得し、現在5連勝中と勢いに乗る。熟達のサウスポー野中に対し、チーム丸木がどのような戦略で挑むのか注目だ。
山本には3戦連続KO勝ちを期待
 また、IBF3位を筆頭に世界3団体でランクされる山本は、日本初来日のOPBF同級12位レックス・ワオ(26=比)を迎える。ここ3戦は1勝2敗と負け越しているが、それまでは全勝のKOアーティストとして恐れられたフィリピンの人気選手で戦績は13戦11勝(9KO)2敗。世界タイトルが見えている山本だけに、ここは3戦連続のKO勝利で次のステップに弾みをつけたい。