[試合後談話]2016.6.19
淵上誠、9月に日本タイトル戦
西田vs淵上が決定
19日、元日本&東洋太平洋ミドル級王者の淵上誠(32=八王子中屋)が茨城県古河市で開催された「熊本震災チャリティボクシング大会」のメインに出場し、14年西日本新人王のロックハート・ブランドンシェーン(35=森岡)と対戦。序盤に2度のダウンを奪われるピンチを招いたが逆襲に転じ、3回TKO勝ちで元王者の面目を保った。
試合後、淵上は9月14日(水)後楽園ホールで日本ミドル級王者の西田光(川崎新田)への挑戦を発表した。
試合後、淵上は9月14日(水)後楽園ホールで日本ミドル級王者の西田光(川崎新田)への挑戦を発表した。
逆転TKO勝ちを決めた淵上
過去、西田と2戦して2敗の淵上は、観戦に訪れていた西田をリングに上げ、「今のままではダメだが、もっと強くなって良い試合を見せられるよう頑張る」と雪辱を誓った。
良い試合をしましょうと西田
一方、3月のチャンピオンカーニバルで大番狂わせを起こし、柴田明雄(ワタナベ)から2冠を奪った西田だが、今月7日の指名戦で東洋太平洋王座を失ってしまった。かつて日本王座を4度守り世界戦にまでこぎ着けた実績のある淵上を初防衛戦で迎えるにあたり、西田は「淵上さんは尊敬する元チャンピオン。立場は僕がチャンピオンだが、こちらが挑むつもりで迎えたい」と謙虚にコメント。その上で「ベルトは渡さない」と気持ちを引き締めた。