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[ニュース]2016.6.14

内山高志が48日ぶりに登場

48日ぶりに元気な姿を見せた内山
 4月27日に11度防衛したWBA世界スーパーフェザー級王座から陥落した内山高志(36=ワタナベ)が、試合後初めて公の場に姿を現し元気な姿を見せた。
先週は宮古島に行ってきた
 内山は同門の世界王者、河野公平(35)と田口良一(29)と14日に埼玉・浦和市内のホテルで開かれた激励会に出席。試合翌日から2日間ほどは家に引きこもっていたそうだが、「身体を動かなさいと気持ちが悪い」と筋トレ、ロードワークは早くからスタート。先々週からはジムワークを始め、先週には3泊4日で田口と沖縄・宮古島に出かけ砂浜を走り込んだそうだ。
必要なのは時間と内山
 注目の去就については「どうするか決めかねている。やるならコラレス(内山から王座を奪ったジェスレル・コラレス/パナマ)の気持ちが強いが、中途半端な気持ちで復帰はできない。今はフィフティフィフティの状態」と正直な気持ちを明かした。6年間守りぬいた王座を失い、これまで張っていた気持ちが途切れたことで寂しい反面、気持ちが楽になったと笑った内山。決断には今しばらく時間が必要だ。
ダブル防衛戦を控える河野と田口
 また、8月下旬の防衛戦を控える河野と田口は次戦に向け抱負を語った。暫定王者ルイス・コンセプション(30=パナマ)との統一戦が濃厚なWBA世界スーパーフライ級王者の河野は、「まだ何も聞いていない。正式に相手が決まらないことには半端な練習になってしまうので、早く決まってほしい」とし、当面は7月上旬の結婚式に気持ちを集中させていると話した。
 内山との旅行で息抜きができたというWBA世界ライトフライ級王者の田口は、同級1位の元WBA世界ミニマム級王者・宮崎亮(27=井岡)との指名戦が内定。「以前からやってみたいと思っていた。バチバチに打ち合える相手なのでKOを狙いたい」と意気込んだ。二人の防衛戦は後日、正式発表される見通しだ。