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[ダイゴ取材成功]2016.6.8

村田諒太がアメリカ合宿

ラスベガスに出発
 WBC世界ミドル級6位(IBF3位、WBO8位、WBA9位)の村田諒太(30=帝拳)が8日、次戦にむけて米国ラスベガス、ロサンゼルスキャンプに出発した。スパーリングを中心に約2週間の滞在を予定している。
暑さや体重の管理も確認したい
 成田空港の出発ロビーで取材に応じた村田は、「次の試合(日本時間7月24日)に向けて最初はラスベガスでスパーリングを開始して、練習の状況を見てロサンゼルスに行くか決める。ガードを上げてプレッシャーをかけるスタイルは固まりつつあるので、その中でのバリエーションを成長させたい。左を試してどういうことに気が付くのかが大事」と語った。まだ相手の映像を観ていないという村田は「先入観を持ちたくない。今回はまだ観ようという思いにならない」とした。
 次を勝たないといけないと前置きした上で 「その先のことも考えている。今度はアンダーカードでの試合なのでお客さんは少ないと思うが、また観たいと思わせたい。三浦先輩(三浦隆司=前WBC世界スーパーフェザーフェザー級王者)のように沸かせる試合をしていきたい」といよいよ近づいてきた世界戦を意識したコメントを口にした村田。「2戦連続で良い勝ち方をしているので次もしっかり勝ちたい」と笑顔で旅立った。