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[前日計量]2016.6.3

ランキング上位進出を懸け

末吉vs江藤のランカー対決!
 4日(土)後楽園ホール開催の「ダイナミックグローブ」のセミには、日本スーパーフェザー級9位・江藤伸悟(26=白井・具志堅)と日本同級14位・末吉大(25=帝拳)のランカー対決、132ポンド契約8回戦がラインナップ。都内の日本ボクシングコミッションで行われた前日計量は、江藤がリミットの59.8kg、末吉が59.7kgとそれぞれ一発でパスし、明日に向けて意気込みを語った。
遅れて会場に到着した江藤
 今回、江藤は昨年末の東洋太平洋同級王者・伊藤雅雪(伴流)挑戦からの再起戦。敗戦後、これまでの正統派スタイルに限界を感じ、元WBC世界ライトフライ級王者の友利正トレーナーに師事するようになったと話し、「今回は型にはまらず自由に戦うことがテーマ。復帰戦ということで負けられない気持ちもあるが、伸び々と思い切りやりたい。その上でまた期待されるような内容を見せたい」と"新生"江藤をアピールした。
先に計量を終えた末吉
 一方、末吉は12年の東日本新人王予選で前述の伊藤に敗れたのが唯一の黒星。伊藤対江藤戦も会場で観戦したそうだが、江藤の印象はあまり記憶になく「普段通りに打たせずに打つボクシングをするだけ」といたって冷静に話し、「まずはこの試合に集中するがタイトルはいつでも行ける」と先を見据えていた。