現役女子高生デビュー

　会見の冒頭、本石昌也会長は「8月7日(日)うちのイベント「CRASH BOXINGvol9」が開催されます。今回のメインイベントでは東洋太平洋ランカーの田中一樹が日本ランカーの坂本英生選手(31=フジタ)選手を迎えてスーパーバンタム級8回戦を行います。一樹に関してはデビューして1年半しっかり僕が与えた課題をクリアしてきていますのでここもしっかり勝ってもらいたいです。KOは必ずするように言っています。あと、3月にプロテストに合格した女子高生ボクサーの小村楓香(18)のデビュー戦この日に予定しています。楓香は2回留年しているんですが、今回の試合では「小村楓香応援女子高生シート」を50席設けて、女子高生の方に応援してもらえるように留年している方にも希望を与えられるように考えています。続いて、日本ウェルター級3位の矢田良太(25)も日本タイトル前哨戦として出場します」と3選手の出場を発表した。その他の出場選手もランカー揃いの内容の濃いイベントとなった。

　田中は「相手はベテランの坂本選手となったのですが、少ししか映像も見ていないですが、キャリアもありますから、しっかり冷静に試合をして頑張ります。僕は東洋太平洋の8位ですし、相手が日本の8位ということで8位対決、絶対負けるわけにはいかないのでしっかりKOで倒しに行きたいと思います」と落ち着いた様子でKO宣言した。

　続いて女子高生ボクサーの小村は「8月7日デビュー戦が決まりました。デビュー戦ということで緊張もかなりしているのですが、しっかり練習もしてきたので楽しみです。2ラウンド以内には倒したいと思います」と笑顔で決意表明した。

　最後に矢田は「次の試合はタイトル戦やと思っていたのですが、決まりませんでした。でも、会長の決めていただいた試合をしっかり勝っていきたいと思います。今はやるときではないと思っています。(タイトル戦が)決まったときが僕がチャンピオンになるときです。日本タイトル前哨戦なのでしっかり内容にこだわっていきます」と語った。