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[ニュース]2016.5.30

三浦が宿敵のV1戦偵察

三浦隆司(帝拳)
 前WBC世界スーパーフェザー級王者、三浦隆司(32=帝拳)が、6月4日(日本時間5日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われるフランシスコ・バルガス(31=メキシコ)対3位オルランド・サリド(35=メキシコ)の試合を現地で偵察観戦することになった。
王座奪還を目指す!
 三浦は3日に成田を出発し、試合を観戦した翌日に現地を発つ予定で、6日には帰国という2泊4日の強行スケジュールだ。三浦は昨年11月、5度目の防衛戦でバルガスと米国ネバダ州ラスベガスで対戦。4回にダウンを奪って優位に試合を進めながら9回に逆転のダウンを喫してTKO負け、王座を失った。今月7日、フィリピンのランカーを初回で屠って再起を果たしている。今回の観戦はバルガスとの再戦に向けた偵察の意味を持っており、三浦は「リベンジして返り咲きを果たしたい」と意欲をみせている。初防衛戦のバルガスは24戦23勝(17KO)1分、フェザー級で3度、スーパーフェザー級で1度、計4度の世界王座獲得実績を持つサリドは60戦43勝(30KO)13敗3分1無効試合。オッズは5対2でバルガス有利と出ている。