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[前日計量]2016.5.18

赤穂亮「新しい気持ちで」

左:赤穂 右:白石
 明日、19日(木)に後楽園ホールで開催される「ダイナマイトパンチ100」のメインイベント、54.5kg契約8回戦に出場する元OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者の赤穂亮(29=横浜光)の再起戦の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。グローブを合わせる日本同級8位・白石豊士(29=協栄)とは約4年半ぶりの再戦となる。
約2年ぶりの後楽園ホールでの試合
 昨年、8月の世界挑戦からの再起を図る赤穂はリミットちょうどの54.5kgでパス。「世界戦はエンジンがかかる前にやられた。ボクシングをする前に喧嘩に負けた。バラバラになった自分のボクシングを立て直すために明日は楽しんでやる」と試合への意気込みを口にした。
 昨年12月の前日計量で体調不良のため試合をキャンセルした赤穂だが「たくさんの人に支えられて戻ってこられた。記念する100回目のダイナマイトパンチのメインイベントを任せてくれた会長には感謝しかない。金子(金子大樹=元日本スーパーフェザー級王者)も復活したし、俺がジムを引っ張っていくような試合をみせる」と吹っ切れた様子。「まだ29歳だしこれからさらに強くなると思っている。日本タイトルから狙うつもりで新しい気持ちで試合に臨む」と再出発を宣言した。
強い選手と戦えるのは光栄と白石
 一方、リベンジに闘志を燃やす白石は200gアンダーの54.3kgでクリア。「前回からスタイルを変えたので上手く戦いたい。細く打っていきカウンターを狙う」と赤穂攻略に自信をみせた白石。「前回の試合は自分のボクシングができなかった。試合間隔もちょうど良い。ランキングも下位になったので勝ってランキングを上げる」 と1年2ヶ月ぶりの白星とタイトル再挑戦を目指す。
完全復活となるか