[村田諒太凱旋帰国]2016.5.15
視界良好!次は7月ベガス
村田諒太、凱旋
香港で迎えた節目のプロ第10戦。ファンの期待どおりにKO勝利で飾ったミドル級の上位世界ランカー、村田諒太(帝拳)が15日、凱旋帰国した。「課題も見えたが、やるべきことはわかっている。視界良好」。
10戦全勝KO勝率70%
羽田国際空港に降り立った村田は疲れた様子も見せずに集まった記者団の質問にも快く答えた。ケガなく無事にプロ10戦目をKO勝利でクリアした村田だが「左のバリエーションを増やしたい」と課題を口にした。これは横の動きが速い選手を想定した対策。
ボブ・アラム氏も絶賛した村田諒太
10戦目の試合発表が行われた時点で、7月23日にはラスベガスで11戦目を行うことが前倒しで決まっていた村田諒太。オリンピック金メダリストが背負うファンや関係者からの期待の大きさを物語っている。チャンピオンロードをひた走るゴールデンボーイは、一週間休養した後、早くも次戦に向けたトレーニングを再開する。
次は7月23日ラスベガス!
アマチュア時代の2011年にインドネシア大統領杯、アジア選手権、世界選手権と連戦する中で結果を残し、ロンドン五輪で金メダルを獲得する前に名を挙げた経験がある村田は、試合間隔が短いことに対して「いい記憶がある」と頼もしい言葉で締めくくった。