[前日計量]2016.5.7
最高の仕上がりと井上尚弥
井上はリミットでクリア
いよいよ明日8日(日)に迫ったボクシングフェス5.8ダブル世界戦(東京・有明コロシアム)。WBO世界スーパーフライ級王座2度目の防衛戦を迎える井上尚弥(23=大橋)と同級1位ダビド・カルモナ(25=メキシコ)が都内のホテルで前日計量に臨み、井上がリミットの52.1kgで一発パスした。
計量後はジムの仲間と雑炊、うどんを食べる
計量後、井上は囲み取材に応じ、過去最高の仕上がりに自信を深めた。「今回は減量もスムーズにいき、最後までしっかりと動くことができた。テクニックのある相手だが、技術でも自分が上回る。倒すまでの経過に注目してもらいたい。今日は試合を軽くイメージして、リラックスして過ごします」。
カルモナの一回目の計量
一方、カルモナは一回目の計量で200gオーバーしたが、ホテルの周囲を軽く走り1時間半後の再計量は400gアンダーの51.7kgで無事にクリア。迷惑をかけたと報道陣に詫び、コーラをがぶ飲みして一息ついた。その後、囲み取材に応じたカルモナは、パンチの応酬でタフな試合になると予想した上で、「どちらのテクニックが上か明日のリングで分かる。これからどうやって勝つか考えたい」とコメントし、ホテルを後にした。
リカバリーは5kgを超えないように注意する
■井上尚弥/体重:52.1kg、体温:37.0℃、脈拍:66/min、血圧:112/71mm/Hg
■ダビド・カルモナ/体重:51.7kg、体温:36.8℃、脈拍:46/min、血圧:127/71mm/Hg
■ダビド・カルモナ/体重:51.7kg、体温:36.8℃、脈拍:46/min、血圧:127/71mm/Hg
再計量で無事にパス