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[予備検診]2016.5.5

胸囲アップの井上尚弥

カルモナと井上
 5月8日(日)東京・有明コロシアムで2度目の防衛戦を行うWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(23=大橋)が5日、都内のホテルで挑戦者の同級1位ダビド・カルモナ(25=メキシコ)と予備検診に臨んだ。
検診結果に見入る井上
 検診を終えた井上は、前回より3.7cmアップした胸囲を「練習の成果が出ている」と喜び、トレーナーの父・真吾氏も「今回は練習をやりきれた。コンディションを含めこれままで一番良い」とかつてない手応えに自信を深めた。続けて井上は「挑戦者の調子は良さそう」とした上で、冷静に「世界王者としての上手さ、強さをしっかりとアピールしたい。あえてKOは狙わずに自然体のボクシングを心がけ、結果的にKOになればいい」と話した。
ウェイトもいつも以上に落ちている
 一方、今回が3度目の世界挑戦となるカルモナも「過去最高のコンディション」を強調し、「井上に特別な印象はない。初めての世界戦は負けたが、2度目は引き分け。徐々に良くなっているだけに3度目は勝つしかないだろう」と意気込んだ。
心技体すべてに死角なし
■検診結果
WBO世界Sフライ級タイトルマッチ
王者・井上 尚弥(大橋)
身長:163.7cm
頸周:35.5cm
胸囲:91.0cm
リーチ:173.0cm
血圧:122/85mm/Hg
脈拍:57/min
体温:36.7℃
3度目の正直を狙う!
同級1位ダビド・カルモナ(メキシコ)
身長:162.7cm
頸周:39.0cm
胸囲:93.0cm
リーチ:168.0cm
血圧:128/77mm/Hg
脈拍:54/min
体温:36.9℃
カルモナも体重はスムーズに落ちている