[予備検診]2016.5.5
八重樫東に塩分抜きの指令
初対面した両雄
5月8日(日)の東京・有明コロシアムで初防衛戦を迎えるIBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(33=大橋)が5日、都内のホテルで予備検診に臨んだ。
調整はいつも通り順調
挑戦者マルティン・テクアペトラ(26=メキシコ)と初対面をはたした八重樫は、多くは語らず「体格は同じぐらい。雰囲気も映像で見た通り」とコメント。しかし、自身の脈拍49/minを下回る挑戦者の脈拍38/minについては「厳しい戦いは覚悟しているが、手数とスタミナがありそう」と警戒し、大橋秀行会長も先日の挑戦者の公開練習時に続き、改めて(打ち合いで顔を腫らさないよう)塩分抜きの徹底を八重樫に要求した。
笑顔を見せるなど気負いはない
一方、世界初挑戦のテクアペトラはコンディションについて、「来日する前から出来上がっているので何も問題はない。脈拍が少ないのは海抜4000mでの高地トレーニングの成果。試合で活きてくる」と話し、「八重樫にはカリスマ性を感じるが、私のモチベーションは高く、このチャンスを決して逃さないだろう」と自信を示した。
身長・リーチは挑戦者が僅かに上回る
■検診結果
IBF世界Lフライ級タイトルマッチ
王者・八重樫 東(大橋)
身長:160.8cm
頸周:37.0cm
胸囲:89.0cm
リーチ:165.0cm
血圧:126/74mm/Hg
脈拍:49/min
体温:36.7℃
IBF世界Lフライ級タイトルマッチ
王者・八重樫 東(大橋)
身長:160.8cm
頸周:37.0cm
胸囲:89.0cm
リーチ:165.0cm
血圧:126/74mm/Hg
脈拍:49/min
体温:36.7℃
強心臓を持つ挑戦者
同級10位マルティン・テクアペトラ(メキシコ)
身長:162.5cm
頸周:35.5cm
胸囲:91.0cm
リーチ:168.0cm
血圧:123/74mm/Hg
脈拍:38/min
体温:36.6℃
身長:162.5cm
頸周:35.5cm
胸囲:91.0cm
リーチ:168.0cm
血圧:123/74mm/Hg
脈拍:38/min
体温:36.6℃