[試合後談話]2016.4.29
大阪で熱い激戦
パラスと河村
大阪府堺市内の堺市産業振興センターで29日、堺東ミツキジムのイベント「GOUKEN」が開催された。メインイベントには13年度全日本新人王の河村真吾(25=堺東ミツキ)が肩の怪我から復帰4戦目をフィリピンランカーのアンドリュー・パラスを迎えてスーパーバンタム級8回戦に臨んだ。セミファイナルには、移籍1戦目を迎えた元日本ランカーの川口勝太(31=堺東ミツキ)が東洋太平洋ランカーのジョナサン・フランシスコ(比)とスーパーフライ級10回戦。そして、元東洋太平洋女子ライトフライ級王者の好川菜々(36=堺東ミツキ)が、タイ人ボクサーと8回戦を行った。それぞれの試合後のコメントを聞いた。
激戦
メインイベントで、強打のフィリピンランカーのアンドリュー・フランシスコを判定で下した河村。中盤、スタミナを切らしノーガードで打ち合いながらも持ち前の伸びるストレートを的確にあて試合を終始支配し完勝。
試合後、河村は「とにかく相手がタフでした。何回か効いたパンチを入れたと思ったんですけど、ダメでしたね。変にお客さんにみせようとしてノーガードとかやってしまいましたし、今日はちょっと課題がたくさんありますね。ランカーや、チャンピオンとやりたい気持ちはありますが、その前に忙しい中見に来てくれているお客さんに、少しでも楽しんでもらえるボクシングをしていきます。これからも応援よろしくお願いします」と終始笑顔で語った。
試合後、河村は「とにかく相手がタフでした。何回か効いたパンチを入れたと思ったんですけど、ダメでしたね。変にお客さんにみせようとしてノーガードとかやってしまいましたし、今日はちょっと課題がたくさんありますね。ランカーや、チャンピオンとやりたい気持ちはありますが、その前に忙しい中見に来てくれているお客さんに、少しでも楽しんでもらえるボクシングをしていきます。これからも応援よろしくお願いします」と終始笑顔で語った。
川口勝太
セミファイナルに登場した川口はこれが移籍1戦目。試合は初回、フランシスコの強打を浴びた川口が一瞬膝を揺らすところから始まった。徐々に落ち着きを取り戻した川口はフランシスコの軌道を読み、打ち終わりに連打を集めることでペースを握る。終盤まで強振してくるフランシスコに冷静さを保ち、距離を重視した川口が移籍1戦目を見事な試合コントロールをみせ判定勝利。
試合後、川口は「今回は移籍1戦目でしたし、負けるわけにはいかない試合でしたから。勝てて良かった。次につながりました」と安堵の表情をみせた。「移籍して野上(真司)トレーナーにしっかり最後まで追い込んでもらったのが大きいと思いますね。今までで1番練習しました。今日の試合は自分の実力を出せなかったので、これからまた頑張っていきます」と語った。
試合後、川口は「今回は移籍1戦目でしたし、負けるわけにはいかない試合でしたから。勝てて良かった。次につながりました」と安堵の表情をみせた。「移籍して野上(真司)トレーナーにしっかり最後まで追い込んでもらったのが大きいと思いますね。今までで1番練習しました。今日の試合は自分の実力を出せなかったので、これからまた頑張っていきます」と語った。
好川菜々
元東洋太平洋女子ライトフライ級王者の好川は、タイ人ボクサーのサオチャエングライを相手に初回からダウンを奪い格の違いを見せつけ2ラウンドTKO勝利。
好川は「今回は、フィリピン王者や、元王者との対戦が決まりかけてなくなったり、対戦相手が決まらず。本当に困りました。理由がアナベル・オルティスとの対戦の評価が高かったとのことでした。今回は体の強さを強化してリズムを作ることと併せて練習してきました。これからまた上を目指して頑張っていきます」と36歳の好川は先を見据えた。
好川は「今回は、フィリピン王者や、元王者との対戦が決まりかけてなくなったり、対戦相手が決まらず。本当に困りました。理由がアナベル・オルティスとの対戦の評価が高かったとのことでした。今回は体の強さを強化してリズムを作ることと併せて練習してきました。これからまた上を目指して頑張っていきます」と36歳の好川は先を見据えた。