[ニュース]2016.4.29
西田光の初防衛戦が決定
まずはOPBF初防衛戦に臨む
先月11日、ミドル2冠王者の柴田明雄(34=ワタナベ)を3回KOで破り、日本&OPBF東洋太平洋ミドル級王座を奪取した西田光(28=川崎新田)のOPBF初防衛戦が決定した。西田は6月7日(火)、後楽園ホールで開催される「ホープフルファイト22」のメインで、13戦全勝の指名挑戦者・同級1位ドゥワイト・リッチー(24=豪)を迎える。この日はOPBF女子Sフェザー級王者・三好喜美佳(川崎新田)対OPBF女子Sフライ級3位カイジョンソン(T&H)のOPBF女子フェザー級王座決定戦もラインナップされ、ふたつの東洋太平洋王座戦が行われる。
柴田は試合後に引退発表
14年7月の前戦、西田は経験値で上回る柴田の足を崩せず最大8ポイント差の判定負けを喫したが、再起後は持ち前の圧力に磨きをかけ4連勝で2度目のチャンスを掴んだ。雪辱に燃える西田に序盤の気負いは見られず、立ち上がりから冷静かつ果敢に柴田を攻めると左フックで3度倒し、最後はアジア最強に10カウントを聞かせた。世代交代をはたすととともに一気に2本のベルトを手に入れた西田は現在5連勝、4連続KO中。プレッシャーのかかる初防衛戦だが、柴田から受け継いだ最強の称号を守るためにも無敗の挑戦者を寄せ付けない内容で完勝といきたい。なお、日本タイトルは保持する意向で、半年以内の防衛期限により9月中の初防衛戦を予定している。