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[試合後談話]2016.4.20

土屋修平「荒川さんとやりたい」

2戦連続となる初回KO!
 19日、後楽園ホールで開催された「角海老ボクシング」のアンダーカードでは、角海老宝石ジム所属の日本ライト級2位・土屋修平(29)と日本フェザー級10位・関豪介(30)が出場。立ち上がり、土屋はジャブを丁寧に突くとタイ人選手を見切ったのかすぐに右ストレート、左ボディに繋げ、初回に3度のダウンを奪い快勝した。
KOキングの称号も復活!
 3日前に王者が交代し、次のランキング更新で1位に繰り上がることが濃厚な土屋は、リング上で「もうタイトル挑戦しか考えられない。荒川さん指名してください」と日本ライト級王座に返り咲いた荒川仁人(ワタナベ)に懇願。控室に戻ってからも「来年のチャンピオンカーニバルまで待てない。日本を獲ったら、すぐに東洋太平洋も狙う」と気を吐いた。
想いよ届け!
 また4試合目では、大地震により今も甚大な被害を受けている熊本県出身のサウスポー関が、階級上の太田啓介(レパード玉熊)と対戦。「故郷に熱い想いを伝えたかった」と試合後に話した関は、アグレッシブに攻め込むと初回に左ストレートでダウンを演出した。
10ヶ月ぶりの復帰戦に勝利
 その後も粘り強さに定評のある太田を押し切っていたが、3回に偶然のバッティングで負った関の左目上の傷が広がり6回負傷判定に。それでも最大5ポイント差を付け勝利し、「少しでも勇気を届けられたなら嬉しい」と被災地にエールを送った。