[ニュース]2010.9.25
藤岡、初代女王の座に
左:藤岡 右:カニタ
24日、後楽園ホールで開催された東洋太平洋女子ダブル初代王座決定戦。先陣を切って1位・藤岡奈穂子(T&H)が、2位・カニタ・トーンソンタクシン(タイ)と東洋太平洋女子初代ミニフライ級王座を争った。
アマチュア世界大会銀メダリストの実績を持ち、B級デビュー後も3戦3勝3KOの藤岡が序盤からプレスを掛け、左フック・右クロスでカニタからポイントを奪うと、終盤には左フックでカニタをダウン寸前まで追い込み、判定3-0(98-92・98-92・98-93)で東洋女子初代ミニフライ級王座を獲得した。
アマチュア世界大会銀メダリストの実績を持ち、B級デビュー後も3戦3勝3KOの藤岡が序盤からプレスを掛け、左フック・右クロスでカニタからポイントを奪うと、終盤には左フックでカニタをダウン寸前まで追い込み、判定3-0(98-92・98-92・98-93)で東洋女子初代ミニフライ級王座を獲得した。
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初代ミニフライ級女王に輝いた藤岡は、リング上の勝利者インタビューで駆けつけたファンに喜びのメッセージを送った。「アマ時代から応援してくれる皆さん。東京に出てきてから応援してくれる皆さん、ありがとうございました!!」と感謝のコメント。最後に藤岡は「まだまだ私のことを知らない人も沢山いると思います。私の名前を覚えて帰って下さい!!」と女子ボクシングファンに藤岡奈穂子をアピールした。
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無敗の4戦4勝3KOで東洋王座を奪取した藤岡は、勢いに乗ってWBC女子世界ライトフライ級王者・冨樫直美(ワタナベ)に挑戦状を突きつけ対戦を迫った。富樫は10月2日にメキシコで防衛戦を控えている。果たして、防衛を果たしたなら藤岡の挑戦を受けるのか…。藤岡VS冨樫戦が実現したその時、女子ボクシング第二章の幕開けとなる。