[ニュース]2016.4.6
OPBFがシルバー王座を新設
OPBF東洋太平洋ボクシング連盟の総会が本部を置くフィリピンで3月30日から3日間にわたり開かれ、議論の中心となった暫定王座設立案は却下された。これにより、暫定王者は正規王者が怪我などにより試合ができない場合以外は認めないと、従来通りのものとなったが、同団体は新たにシルバー王座を設置した。
よって4月1日に暫定戦として開催される予定だった3試合はシルバー王座戦に変更となり、Sフライ級は8位ラッキー・ソーバームス(タイ)を9回KOで下した3位レネ・ダッケル(比)、バンタム級は4位マーク・エコー・メリゲン(カシミ)に9回TKO勝ちした3位カルロ・マガレ(比)がシルバー王座に就いた。Sフェザー級はジョナタン・バァト(カシミ)とレイ・メグリノ(比)の争いとなったが、判定ドローとなり空位のまま。OPBFはシルバー王座をランキング1位よりも上位とし、正規王座が空位となった場合は自動的に繰り上がるなど実質的には暫定王座と同格。日本ボクシングコミッションはこれまで同様、日本国内でのシルバー戦を認めないとしている。