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[試合後談話]2016.3.30

東日本新人王戦が開幕

左:坂田 右:工藤
 30日、後楽園ホールで「第73回 東日本新人王トーナメント戦」が開幕。新人王の称号を勝ち取るべく、今年もフレッシュなボクサーたちの熱い戦いの火ぶたが切って落とされた。
 第10試合はSフェザー級4回戦、工藤克比古(35=ドリーム)と坂田尚樹(32=ワタナベ)が対戦。初回から坂田がジャブから鋭い右スト レートでペースを支配。2ラウンドに右クロスで鮮やかなダウンを奪った。ポイントを取り返したい工藤は果敢に前に出たが、坂田の右ストレートで2度目のダウン。KOを狙って猛然と攻め立てた坂田は4ラウンドに再び工藤を倒したがフィニッシュとはならなかった。坂田が大差の判定勝ちでトーナメントを進出を決めた。
初の後楽園ホールでの試合を勝利で飾った
 90人の応援団を背にデビューから2連勝を飾った坂田は「得意な右ストレートでダウンを奪うことはできたが全体的に粗くなってしまった。次は綺麗なボクシングを心掛ける」と6月17日に予定されている次戦に向けて課題を挙げた。32歳でプロデビューした坂田は「井上トレーナーの愛のある指導で絶対に新人王になります」と目を輝かせた。
井上トレーナーと