坂田健史、興毅の挑戦も視野に

　11月4日にWBA世界フライ級タイトルマッチを控える坂田健史(協栄)が、協栄ジムで行われた公開練習後の記者会見で、次の防衛戦をクリアすると指名挑戦試合として「WBA同級1位の亀田興毅が予想されるが」との質問に対し、坂田は「試合をやるとなれば誰とでもやるつもりです。逃げるつもりもないですから、それ(興毅)は歓迎です」とコメント。しかし、金平会長は、史郎氏との会談により、亀田問題を解決しない事には坂田VS興毅の対戦も無いとしているだけに、坂田の防衛戦にも影響を及ぼす事態になりかねない。
　坂田にはまず、4日のデンカオセーン・カオヴィチット(秦国)との防衛戦に勝利し、亀田問題で暗い影を落とすボクシング界に明るい話題をもたらしてもらいたい。