[前日計量]2016.3.10
金子大樹、再起戦
左:相馬 右:金子
 11日、後楽園ホールで開催される「ダイナマイトパンチ&DANGAN156」のアンダーカード、ライト級8回戦、日本Sフェザー級5位・金子大樹(27=横浜光)対相馬一哉(36=一力)の前日計量が都内のJBC事務局で行われ、両者ともに一発でパスした。
2016年、初戦となる金子
 2連敗からの出直しを図る金子はライト級リミット100gアンダーの61.1kgでクリア。「去年は散々だったが、気が付いたことがあったので自分のボクシンを見直すことができた。自分のボクシングをできるかが明日の試合のテーマ」と意気込みを口にした。 1階級上のライト級での試合になるが「今回は相手に合わせたのでライト級での試合だが、気持ち的にはSフェザー級でもやりたい」と語った金子。相手の出方に合わせた本来のボクシングを心掛けて再起戦を飾ろうと目論む。
奇跡の36歳をみせるという相馬
 再起戦の相手を務める相馬はライト級リミット300gアンダーの60.9kgでパス。5度目の日本ランカー挑戦になるが「この試合に勝ってタイトルマッチにこぎつけるためにも何としても勝ちたい」と闘志を燃やした。3ヶ月前から元日本・OPBFウェルター級王者の沼田康司氏が担当トレーナーに就いたという相馬は「沼田さんに教えてもらってボクシング観が変わった。明日はいつもと違うところが見せられると思う」となにくそ魂で番狂わせを狙う。