[前日計量]2016.3.4
比嘉大吾「圧倒したい」
左:オリベロス 右:比嘉
5日、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」のメインイベント、WBCユース・フライ級タイトルマッチ10回戦に出場する王者・比嘉大吾(20=白井・具志堅)と挑戦者のロメル・オリベロス(19=フィリピン)が前日計量に臨み、両者とも一発クリア。明日の決戦に向けて意気込みを語った。
まずは勝つことと比嘉大吾
これが20歳になってはじめての試合だという比嘉はリミットちょうどの50.8kgでパス。2試合続けてのメインイベント抜擢に「メインは試合まで待つ時間が長いので、それだけ緊張する時間も長くなりますね」といたずらっぽく笑った比嘉。「ユースの防衛戦という気持ちはなく、先にある大きな試合へのチャンスだと思って試合をする」とあくまでチャレンジャー精神で臨むとした比嘉。相手のオリベロスはこれまでKO負けはおろかダウン経験もないが「練習してきたことを出し集中力を切らさず圧倒的に勝ちたい」とデビュー以来続いている9試合連続KOを目指す。
これが再起戦となるオリベロス
これが2度目の来日となるオリベロスは800gアンダーの50.0kgでクリア。明日の試合に向けて静かに闘志を燃やした。