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[前日計量]2016.2.10

今回がラストチャンスと岩渕

ベルトを争うリベラと岩渕
 明日11日(木)に後楽園ホールで開催される「DANGAN153・ダイヤモンドグローブ」のメイン、OPBF東洋太平洋Sライト級王座決定戦に出場する元日本同級王者の岩渕真也(30=草加有沢)の前日計量が都内のJBC事務局で行われた。
岩渕は3度目の正直
 リミットの63.5kgで一発パスしたOPBF3位の岩渕は、資料の少ない未知の相手に対し、「背筋が凄くパンチのある体つき。もらったら終わる可能性がある」と警戒したが、「パワーなら僕もある。先にビッグパンチを当てたい」と力比べでは自信ありといった様子。また、1年半ぶりのタイトル戦となるが気負いもなく、「気合を入れるのは明日。必ずベルトを獲る」と静かな闘志を燃やした。この王座を返上した小原佳太(三迫)戦を含め、同タイトルに2度挑み辛酸をなめているが、「今回は本当にラストチャンスだと思っている。お互いに体調も良さそうだし、言い訳のできない試合になる。強い方が勝つ」と覚悟を示した。
マシンガン連打で王座を狙う
 一方、岩渕と同じ左構えの強打者としてマシンガンの異名を取るOPBF同級4位アル・リベラ(比)もリミットでクリアした。14年11月から4連続KO勝ちで今回のチャンスを掴んだ22歳の若きファイターは、計量後にバナナと生卵、カレー弁当とたっぷり栄養を補給。初の国外戦にも落ち着いた様子で「岩渕のことは研究してきた。色んなパターンを考えているが、まずはどんどんとプレッシャーをかけていきたい。当たれば倒れる。パンチには自信がある」と気を吐いた。
明日ゴング!!