[ニュース]2016.1.20
3人で品川区に防衛報告
河野、内山、田口の世界トリオ
20日、ワタナベジムのWBA世界Sフェザー級王者・内山高志(35)、同Lフライ級王者・田口良一(28)、同Sフライ級王者・河野公平(34)の世界王者トリオと渡辺均会長は、ジムが所在する東京・品川区役所を訪問。品川区の濱野健区長に防衛成功を報告し、区役所玄関前では多くの職員に祝福された。
くす玉も用意
大晦日、日本歴代単独2位となる11度目の防衛に成功した内山に「あとでボディで倒したと分かったが、素人目には何で倒したのか分からなかった。あれはTKO?」と言葉を投げかけた濱野区長。これに内山は「同じようなものですが、KOの方が響きがいいですよね」とKOへのこだわりを見せた。また、今年の抱負として「海外進出が決まると思うので、しっかりと勝って年内か来年早々には記録に並びたい」と語り、新たに2位にランクされた元WBA世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)との対戦を熱望。決まれば「判定はない。倒して勝ちたい」と意気込んだ。
スーパーベルトを披露
10月に米国シカゴで元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏との因縁対決を制し、3月に10位レックス ツォー(中国)を迎えてのマカオ戦が有望視される河野は、「準備はできている。しっかりと勝って、また3人で防衛報告ができるように頑張る」とコメント。区長は野武士のような強さが感じられると話した。
野武士のようと濱野区長
内山と同じリングで苦しみながらも2度目の防衛をはたした田口は、ハラハラしたという区長に苦笑いしながらも、「今度はしっかりと勝ちます」と力強く宣言。次戦は4、5月に予定している。
子供からの人気も高い田口
3人のグローブを区長室に飾っているという区長は、来年も3人揃っての訪問に期待していた。
来年も3人揃っての訪問に期待