ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2010.8.26

眼疾のケスラーが戦線離脱

 WBC世界スーパーミドル級王者ミッケル・ケスラー(デンマーク)が目を傷めたため、しばらくリングから遠ざかることになった。25日、ケスラーのプロモートを担当するチーム・サウアランドが発表したもので、9月25日にデンマークで予定していたアラン・グリーン(米)との防衛戦はキャンセルが決定。さらに、参戦していたスーパーミドル級最強決定トーナメント「スーパー・シックス」も途中離脱することになった。
 ケスラーによると目に異常を感じたのは昨秋のアンドレ・ウォード(米)戦前後で、ものが二重に見えるような症状が表れたという。「ボクサー生活で最も残念な思いだ。トーナメントで優勝できると感じていただけにショックだ」とケスラーは語ったが、すでに気持ちの整理は済んでいるようだ。「でも、来年にはカムバックして自分が最強であることを証明したい」と希望を口にしている。
 HBOテレビやサウアランド陣営によると「スーパー・シックス」は継続される模様で、今後については近日中に話し合いがもたれることになるという。