ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2010.8.23

海外の主な試合結果
アダメクが巨人グラントに判定勝ち

 元WBC世界ライトヘビー級王者トーマス・アダメク(ポーランド)は21日、米国ニュージャージー州ニューアークで元ヘビー級王座挑戦者マイケル・グラント(米)を相手にIBFインターナショナルおよびNABO北米ヘビー級王座の防衛戦を行い、3対0の12回判定勝ちを収めた。
 身長で14センチ、リーチで27センチ、体重でも20キロ近く重いグラントに対しアダメクは序盤からアウトボクシングを展開、着々と加点していった。中盤と終盤に窮地に陥る場面もあったが凌いで逃げ切った。採点は117対111、118対110、118対111。
 33歳のアダメクはヘビー級転向後、アンドリュー・ゴロタ(ポーランド)、ジェイソン・エストラーダ(米)、クリス・アレオーラ(米)に次いで強豪を4連破。戦績は43戦42勝(27KO)1敗。