[調印式・前日計量]2015.12.30
高山「IBFは僕のもの」
高山も登場
大晦日、IBF世界ミニマム級タイトルマッチに出場する王者の高山勝成(32=仲里)と挑戦者のホセ・アルグメド(メキシコ)が30日、大阪市内のホテルモントレで調印式と前日計量に臨んだ。さらに明日のダブル世界戦のアンダーカードには日本スーパーフライ級王者の石田匠(23=井岡)が4度目の防衛戦。東洋太平洋バンタム級王者の山本隆寛(24=井岡)が初防衛戦。元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(26=井岡)が前日計量に臨んだ。
大晦日!TBS
大混乱の調印式のあおりを受けた高山だが囲み取材で「ワールドチャレンジをしている時もこういうことはありましたし、全く気にならなかったですね。計量時間だけが気になっていましたが、5分くらいの遅れでしたから問題ないです。いつも通りの順調な調整が出来ました。良いコンディションです。アルグメド選手がメキシコにベルトを持って帰ると言っていたようですが、それはありえません。IBFのチャンピオンは僕です。持ち帰ることはできません」と王者としての自信を口にした。計量はリミットの47.6kgでパス。グローブは日本製8オンスの赤色を選択。
アルグメド
一方の挑戦者のアルグメドは「神のおかげで計量もパスすることができた。計量がうまくいけば全く問題ない。タカヤマは4団体を制覇した偉大な チャンピオン、そんな偉大なチャンピオンと試合をさせてもらい、こうやってメディアの皆さんに取り上げてもらって本当に感謝している。3ヶ月間この試合に向けて一生懸命練習をしてきたので大丈夫。私がベルトをメキシコへ持ち帰ります」を語った。アルグメドも47.6kgのリミットでパスすると日本製8オンスの赤色のグローブを選択。
石田匠
明日のダブル世界戦のアンダーカードで4度目の防衛戦となる日本スーパーフライ級王者の石田匠(23=井岡)は52.1kgのリミットで計量をパスすると「大晦日の相応しい試合をします。チャンピオンとして、そして来年の世界戦つながる試合内容で勝ちます。明日は内容重視ですね」と落ち着いた様子で語った。対戦相手の大塚隆太(18鴻巣)は52.0kgの100gアンダーでパス。
山本隆寛
続いて東洋太平洋バンタム級王者の山本隆寛(25=井岡)は53.5kgのリミットでパス。「やることはやってきたので問題ないです。明日はしっかりした内容でストロング小林選手に強さを証明して勝ちます。応援よろしくお願いします」と語った。対戦相手のストロング小林佑樹(24=六島)は53.4kgの100gアンダーで計量をパス。
宮崎亮
元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(26=井岡)は48.9kgのリミットでパス。「いつも通りです。僕がコメントするのはタイトルがかかった時だけです。来年を楽しみにしておいてください」と決意を語った。対戦相手のトンチャイレック・チャイヨンジム(タイ)は48.0kgの800gアンダーで計量をパス。