ボクシングモバイルニュース
[予備検診]2015.12.29

高山「いつも通り」

予備検診風景
 大晦日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催されるIBF世界ミニマム級タイトルマッチに出場する王者の高山勝成(32=仲里)と挑戦者で同級7位のホセ・アルグメド(メキシコ)が29日、揃って予備検診会場の大阪市内の多根総合病院に姿をみせた。
王者:高山勝成(32=仲里)
 15度目の予備検診を終えた高山は「いつもながらしっかりコンディションを整えることができています」と笑顔で語った。アルグメドの体を見た印象を「腹筋はありましたね。良い体をしているし良いコンディションがうかがえるので良かったです。数字的のも全く気にならないし問題ないです」とベテランらしい言葉。
中出博啓トレーナー
 会見に同席した中出博啓トレーナーは「(アルグメドは)左でくると公開練習で言っていたみたいですが、右でくるでしょう。こちらはどちらでも問題ない。仮に左できても左の選手とも何度もやっているし。今回は「美しいボクシング」をしてほしい。相手が「汚い」感じでくるのでね」と独特な表現で語った。
アルグメド陣営
 アルグメドは「神様のおかげ、スタッフのおかげで調整はうまくいっている。タカヤマの腹をみたが、細い。あそこに打ち込んでKOを狙う」と笑顔で語った。
 続いてエディ・レイノサプロモーターは「タカヤマは偉大なチャンピオンです。でも、ホセはトレーナーのロレンソがしっかり仕上げてきているし全く不安はないよ。大晦日、必ずベルトを獲ってメキシコに持ち帰る。自信はある。日本の皆さんに期待しておいてほしい」と淡々と語り会場をあとにした。
腹の探り合い
◽予備検診結果
王者:高山勝成(仲里)
身長:157.6cm
胸囲:85.5cm
頸周:33cm
リーチ:158.7cm
脈拍:45/min
血圧:117/62mm/Hg
体温:36.1°C

挑戦者:ホセ・アルグメド(メキシコ)
身長:159.6cm
胸囲:81.2cm
頸周:36cm
リーチ:163.4cm
脈拍:73/min
血圧:116/60mm/Hg
体温:37.4°C