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[前日計量]2015.12.18

辰吉「圧勝します」

辰吉寿以輝プロ3戦目
 大阪市内のJBC関西事務局で18日、東洋太平洋スーパーバンタム級9位、日本同級8位の中澤奨(23=大阪帝拳)と対戦相手のワタナベジム期待の新人、渡部大介(24)。プロ3戦目を迎えた辰吉寿以輝(19=大阪帝拳)と対戦相手の脇田洸一(クラトキ)。さらに対戦相手が変更となり、タイ人ボクサーを相手に54.5kg契約8回戦に臨む池水達也(22=大阪帝拳)の6人が揃って前日計量を行った。試合は19日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第二)で午後4時30分第1試合開始。
中澤奨(23=大阪帝拳)
 計量を55.3kgのリミットでパスした中澤は「絶好調です。練習から全体的に変えたので変わったところを見てもらえたら。左で組み立てて、中盤から後半にKOしたいと思います」と笑顔をみせた。
渡部大介(24=ワタナベ)
 渡部は55.3kgのリミットでパス。「中澤選手はアマチュアの時から見ていました。リーチもあるし、ファイターもボクサーも出来るうまい選手だと思っています。キャリアは向こうが倍ほどありますが、日本人とは初めてってことなのでそこがどう出るかと思っています。最初から調子にのらせないように距離を考えてやりたいと思います」と落ち着いた様子で語った。
辰吉寿以輝(19=大阪帝拳)
 辰吉は54.0kgの400gアンダーで計量をパスした。「冬場だったけど、うまく減量も出来たと思います。相手のビデオも見ていないし、今日もほとんど見ていないので印象はありませんね。とりあえず圧勝で勝ちます」とデビューから続くKO勝利を宣言した。
脇田洸一(21=クラトキ)
 辰吉の対戦相手の脇田は「普段より1kgくらい重い契約だったので減量は楽でした。辰吉選手との対戦を会長から言われたときは冗談だと思いました。まあ、契約体重を聞いて受けることにした。長い距離からのストレートが得意なので明日はそれを出せたらと思います。頑張ります」とコメント。
カオサムットと池水
 54.4kgのリミットで計量をパスした池水は「いろいろ対戦相手も変わってモチベーションを上げるのは大変でしたけど、今は大丈夫です。KOでも判定でも完勝して年を越します」と力強く語った。対して、対戦相手のカオサムット・パジャイジム(タイ)は54.3kgの200gアンダーで計量をパス。「タイで連勝できたのでこのまま勝っていきたい。イケミズのビデオは見ていない。戦い方はリングに上がってから考える。良いファイトします」と足早に計量会場を後にした。