[発表会見]2015.11.24
高山「大晦日は光栄」
高山と中出トレーナー
4団体同一階級制覇王者で現IBF世界ミニマム級王者の高山勝成(32=仲里)が24日、大阪市内の仲里ジムで次戦の発表会見を行った。試合は大晦日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で、WBA世界フライ級王者の井岡一翔(26=井岡)の2度目の防衛戦のアンダーカードに組まれることとなった。
中出博啓トレーナー
会見の冒頭、中出博啓トレーナーから「今年の年末、今年1年の激闘を締めくくるという意味で、かねてより懸案であった指名挑戦者の同級7位のホセ・アルグメド(27=メキシコ)と対戦することとなりました。現在彼は7位ですが、今年6月、IBF指名期限が到来した時の指名挑戦者で、IBFの方から対戦命令が出まして、我々はそれに従う形で最強挑戦者を迎えることが実現したということでここに報告致します」と発表。
高山勝成(32)
続いて高山は「今年も年の瀬にビックイベントの戦いに参加できるということで光栄に思います。また、去年と同じように思いっきり暴れて勝って2016年を迎えれるように頑張ります。自分の持ち味は打っても良し、離れても良しというオールマイティなスタイルだと思うので、見に来てくれる方々にボクシングの醍醐味をお見せしたいと思います」と語った。対戦相手の印象を「気持ちが強くて、ファイターのイメージです。アルグメド選手は打ち合いをしたいと思ってくると思いますが、僕はしっかり相手のペースじゃなくて自分のペースで戦いたいと思います。幅広い階級でやっているだけあって、体つきもがっちりしていますし、タフネス、打たれ強さも兼ね備えていると思うので、そこは警戒して戦いたいと思います」と冷静に分析した。
憧れのガウン
会見の最後に中出トレーナーから「親交のある元WBA世界スーパーフライ級王者の鬼塚勝也(45)から高山が憧れている元IBF世界バンタム級王者のオルランド・カニザレス(49)のリングガウンが届けられました。高山が練習生の頃から彼のビデオを見ていましたし、高山がIBFが好きになった理由の選手ですし、本人も嬉しいでしょう」とガウンをお披露目した。
プレゼントを受け取った高山は「練習生の頃から憧れていた選手です。嬉しい」と少年のような笑顔で喜びを語った。
プレゼントを受け取った高山は「練習生の頃から憧れていた選手です。嬉しい」と少年のような笑顔で喜びを語った。
決戦は2年連続の大晦日。