[前日計量]2015.11.23
五十嵐「スカッと倒す」
左:フランシスコ 右:五十嵐
24日、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」のメインイベントSフライ級10回戦、WBC世界Sフライ級4位五十嵐俊幸(30=帝拳)VSジョナサン・フランシスコ(フィリピン)の前日計量が都内のJBC事務局で行われた。五十嵐は世界王座を失ってから今回の試合が再起5戦目となる。
早めに倒すと宣言
精悍な顔つきで秤に乗った五十嵐はリミットちょうどの52.1kg、フランシスコは51.9Kg(200gアンダー)でともにクリアした。「今回は生活リズムを変えて減量がスムーズにいった。自分自身に期待できる」と万全の体調であることをアピール。「大きく振ってくるところにカウンターを合わせてスカッと勝ちたい」。「ここのところヒヤヒヤさせる試合が続いているので今回は意識してKOにこだわる」と世界に弾みをつける試合を見せると誓った。
左:アルシリア 右:岩佐
セミファイナルでは、6月にリー・ハスキンス31=(イギリス)とのIBF世界バンタム級暫定王座決定戦に敗れて以来の再起戦となる岩佐亮佑(25=セレス)がSバンタム級10回戦に出場。岩佐は55.2kg(100gアンダー)、対戦相手のローマン・アルシリア(フィリピン)は54.6kg(700gアンダー)でパス。「昨日はぐっすり寝れて少し寝坊しちゃいました」と頭をかいた岩佐は「明日は再スタート。自分のボクシングを崩さないこと」をテーマに掲げた。相手の映像は一切観ていないというが「最初からポイントを取って後半に倒せたら」と理想の展開を語った。
明日は第一試合からランカーVSノーランカーの戦い、チャーリー太田(34=八王子中屋)の11ヶ月ぶりとなる再起戦と興味深いカードが並んだ。
明日は第一試合からランカーVSノーランカーの戦い、チャーリー太田(34=八王子中屋)の11ヶ月ぶりとなる再起戦と興味深いカードが並んだ。