[発表会見]2015.11.10
田中「KOがテーマ」
田中恒成(20)
日本人最速プロ5戦目で世界を掴んだWBO世界ミニマム級王者の田中恒成(20=畑中)が10日、名古屋市内のCBCテレビ本館で初防衛戦の発表会見を行った。試合は大晦日、愛知県体育館でメインイベントは午後4時ゴング予定。CBCテレビで独占放送。
畑中清詞会長
会見の冒頭、畑中清詞会長は「先月、WBOの総会に出席させていただきまして、WBOアジアパシィフィックチャンピオンで世界ランキングは4位のビック・サルダール(25=比)(戦績12戦11勝(9KO)1敗)との対戦が承認されて帰ってきました、今日は、恒成が2年前にデビューした日でもありますので、これにて正式に決定ということになります」と次戦を発表。
田中斉トレーナー
田中の父の田中斉トレーナーは「いつも通り、5月の試合が終わってからも基本からやり直しましたし、メンタルの成長をみなさんに見てもらえるように精進していきます。対戦相手は2回は見させていただきましたけど、アマチュアで500戦やっているだけあってテクニシャンという印象ですね」と警戒した。
KOがテーマ
続いて田中は「5月の世界戦から7ヶ月、たくさんの期間があきましたが、次の試合決まるのを心待ちにしていたので試合が楽しみです。やっと決まりましたし、自分をまた頑張らせたいなと思います。この7ヶ月はボクシングやボクシング以外のところで色々な経験をさせて頂いたので、そういった経験も出せたらいいですね。ボクシングにおいてはパワーの強化に努めてきました。今回はKOをテーマ頑張ります」と抱負を語った。対戦相手については「まだ映像を見ていません。トレーナーに任せていますが、これから見て研究していきます」と語った。
ビック・サルダール(25=比)
■対戦相手
WBOアジアパシフィックミニマム級王者
世界同級4位
ビック・サルダール(25=比)
プロ戦績 12戦11勝(9KO)1敗
アマチュアではフィリピン国内6度の優勝、2010年アジア大会銅メダリスト。アマチュア500戦の経験を持つ。
WBOアジアパシフィックミニマム級王者
世界同級4位
ビック・サルダール(25=比)
プロ戦績 12戦11勝(9KO)1敗
アマチュアではフィリピン国内6度の優勝、2010年アジア大会銅メダリスト。アマチュア500戦の経験を持つ。
記念プレートとLINEスタンプ
会見ではCBCテレビから、国内最速世界王座を獲得した記念で「日本人最速記録記念プレート」と「LINEスタンプ」が発売されることが発表された。記念プレートは限定500個で価格は21,600円。予約期間は本日11月10日から翌年1月5日まで、インターネット通販サイト、CBC ishopにて販売。「LINEスタンプ」はスマートフォンアプリ「LINE」内のスタンプショップにて販売。現在LINEクリエーターズマーケットに申請中、近日発売予定。