井岡「大晦日は戦う日」

　会見の冒頭、井岡一法会長から「5年連続となる大晦日の試合でTBSには感謝しています。相手はアルゼンチンのプロモーターから(ファン・カルロス)レベコ選手(32=亜 38戦36勝(19KO)2敗)との再戦を言ってきたので受けることにしました。この間、初防衛をクリアして、再戦となりましたが、今回ははっきりとした形でKOかTKOで決めて行こうと一翔とは話しました。非常に厳しい練習をして、来年の統一戦に向けて、大晦日にみなさんに喜んでもらえる試合をしたいと思っていますので応援よろしくお願いします」と再戦が発表された。

　続いて井岡の叔父で西日本ボクシング協会井岡弘樹会長は「早いもので一翔も5年連続での大晦日試合となりました。前回のレベコ戦はレベコ選手が勝ったとか言っていたみたいですけど、今回は会長も言った通りKOかTKOで決めてくれると思うので楽しい試合を見せてくれるはずなので応援よろしくお願いします」と自信をみせた。

　最後に井岡は「レベコ選手と決まって、ここで負ければ前回の試合の価値がなくなると思いますし、ハッキリした形で勝ちたいと思います。大晦日の舞台は戦う日だと決めていましたし、嬉しく思います。今年チャンピオンとして終えるためにも落とせない試合です。僕自身、再戦は初めてです、前回の試合は勝ちに徹しましたけど、今回ははっきりとした形で勝ちにいきます。レベコ選手には特にやりにくさは感じなかったですし、必ず、返り討ちにしたいと思います」と3階級制覇王者の風格を漂わせた。