[発表会見]2015.10.19
大森の対戦相手が変更
大森将平(22)
京都市内のウォズジムで19日、12月16日に試合を予定している日本バンタム級王者の大森将平(22=ウォズ)の対戦相手の変更会見が行われた。将来を嘱望されている関西若手NO.1の次戦はビックマッチとなった。
日本タイトル2度目の防衛戦発表会見をした10日後、大森にビックチャンスが訪れた。WBOバンタム級3位につける大森に、パッキャオ2世と噂される同級1位マーロン・タパレス(比=23)との時期挑戦者決定戦の指令が届けられたのだ。発表会見前に話を聞いた。
日本タイトル2度目の防衛戦発表会見をした10日後、大森にビックチャンスが訪れた。WBOバンタム級3位につける大森に、パッキャオ2世と噂される同級1位マーロン・タパレス(比=23)との時期挑戦者決定戦の指令が届けられたのだ。発表会見前に話を聞いた。
大森昌治会長
会見の冒頭、大森昌治会長は「まず、昨日の堺東ミツキの興行で徳永(幸太)の次戦の相手が西谷和宏選手(28=VADY)に決まりましたので報告します。それと、大森将平の相手が六島ジムのヤップ選手から変更になりました。先日の会見から数日後、プロモーターからWBOの王座挑戦者決定戦の連絡があり、そちらの方に行くことにしました」と変更の経緯を説明。
「対戦相手はWBOバンタム級1位のマーロン・タパレス選手。フィリピンです。僕は映像みましたけど、正直強い!ここで将平には強さを証明してもらいたい」とビックマッチに向けて愛弟子に発破をかけた。
「対戦相手はWBOバンタム級1位のマーロン・タパレス選手。フィリピンです。僕は映像みましたけど、正直強い!ここで将平には強さを証明してもらいたい」とビックマッチに向けて愛弟子に発破をかけた。
ビックチャンスが舞い込んだ
続いて大森は「正直決まったときはびっくりしましたけど、前の試合での反省点を生かして世界に行きたいと思います」と意気込みを語った。この時期での決定戦については「タイミングは良かったと思います。なかなかチャンスは来るものではないし、しっかりチャンスをものにして世界戦につなげたいと思います」と目を輝かせた。
世界に挑む
関西きってのホープ大森に、いよいよ世界への扉が開かれた。対戦相手のWBOバンタム級1位のマーロン・タパレス(比=23/29戦27勝(10KO)2敗)は、現地フィリピンで「パッキャオ2世」との呼び声が高い、こちらもフィリピン若手NO.1と目されるボクサー。強敵を相手に世界で戦えることを証明できるか。12月16日は京都のリングから目が離せない。