ボクシングモバイルニュース
[ニュース]2007.10.24

金平会長、亀田一家の条件公表

 亀田史郎氏と今後の亀田一家について会談を予定している金平会長が、11月4日に防衛戦を行う坂田健史の公開練習後の会見で、協栄ジムとして亀田一家に与える条件を公表した。
 1週間前のJBCでの謝罪会見が不十分であり、謝罪の意が表されていない。また、反則指示の否定についても納得いかないとし、最初の条件として<反則指示の有無を確認し、亀田史郎氏は改めて謝罪会見を行う事>を上げた。
 2番目の条件としてJBC・協会からの要請でもある亀田道場の閉鎖を前提とし<史郎氏のセコンドライセンス無期限停止による指導禁止に伴い、今後、興毅・大毅は協栄ジムで練習を行う事>史郎氏はこの条件をクリアできないのであれば「ボクシング界から一線を引かないといけないのではないのか」と金平会長は強い口調でコメントした。また、噂されるオールジムへの移籍問題に関しては不快感を露にし「我々の業界の常識ではしてはいけない事。背信行為にあたる」とし、これから亀田サイドと連絡を取り、今週中には亀田問題を解決したいと語った。
 亀田一家に対して、最後通告とも取れる金平会長の条件を史郎氏が果たして飲むのであろうか?金平会長は条件をクリア出来ないのであれば「全ての可能性を否定しません」とし解雇もありえるとしている。