ボクシングモバイルニュース
[インタビュー]2015.8.30

鈴木悠平「気持ち」

14年4月の加藤戦
 「3度目の正直」。9月16日(水)、京都府立体育館で日本ライト級王者の徳永幸太(26=ウォズ)に挑戦する鈴木悠平(25=真正)はこのタイトル戦が3度目の挑戦となる。真正ジム旗揚げ当初、会員第1号としてボクシング人生をスタートさせた鈴木は平成9年、全日本新人王に輝くと翌年2敗を喫したが再起、破竹の連勝を重ね最初のタイトル挑戦(当時、日本王者の加藤善孝(角海老宝石))に判定で敗れる。腐ることなく再度頂点を目指した去年、またも同じ加藤に苦杯をなめる。しかし今回の王座挑戦は意味合いが違う。デビュー当時から「やるなら頂点でやろう」と誓い合い、お互いの試合の前は必ずといって良いほど拳を交えた「スパーリングパートナー」で「ライバル」と公言する徳永が相手だ。同じ関西のジムに所属する2人の「頂上決戦」が実現した。