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[公開練習]2015.8.26

向井「普通の左で」

向井寛史(29=六島)
 9月16日(水)に京都府立体育館で日本バンタム級王者の大森将平(22=ウォズ)に挑戦する向井寛史(29=六島)が26日、所属する六島ジムで公開練習を行った。王者の大森は向井の卒業した南京都高校(現京都廣学館高校)の7つ下の後輩にあたる。「後輩には負けられない」と気合の入った練習を行った。
「普通の左
 練習前に向井は「良い感じで調整できています」と順調な調整をアピールした。「高校の後輩ではありますけど、あくまでも相手はチャンピオンですし、僕は挑戦者であるという気持ちを強く持たないといけないと思っています。会見で大森も「先輩ですし、挑戦者の気持ち」と言っていましたし、僕がその気持ちを上回らないといけないと思っています」と現在の心境を語った。
左:武市晃輔トレーナー
 対策としては「相手は若いし、勢いもある。その中でいかに自分のボクシングをするかにかかっています。普通に勝つ。普段通り、練習してきたことしか試合には出ないので、普通に勝つことを目標に戦います」と意気込みを語った。
 会見に同席した武市晃輔トレーナーは「普通の左(ストレート)で勝ちますよ、考えすぎないこと「神の左」とかありますけど。向井は「普通の左」で充分です」と自信をみせた。
ジョー・ミサコ(19)
 練習はタイトルマッチに向けて六島ジムが招聘した東洋太平洋スーパーバンタム級6位のジョー・ミサコ(19=比)を相手に10ラウンドのスパーリングを披露。軽快な動きから鋭い右ジャブを上下に散らし、調子の良さが伺えた。
決戦は9月16日(水)