ボクシングモバイルニュース
[最終調整]2015.7.29

赤穂亮陣営の動向

舞台はタイ
 現在ボクモバでカウントダウン中の赤穂亮(横浜光)とプンルアン・ソーシンユー(タイ)によるWBO世界バンタム級チャンピオン決定戦。2日間の休みを取ったランキング1位の赤穂は28日、最後の追い込みスパーで徹底的に心身を追い込んだ。そして、29日、距離感をつかむことを重点にスパーを消化した赤穂がボクモバの取材に応じた。
 「石井会長や北原将夫トレーナー、みんなに助けられていい練習が出来ました。会長からは、練習のしすぎと言われてます」と充実ぶりを明かした。高鳴る思いを抑えつつ「いつもの試合のように準備しているだけです」と自転車をこぎながら汗を流す赤穂。「チャンピオンになった後のことも考えることがある」と人生を変える大一番に向けてカウントダウンを続けている。
対策もバッチリ
 リミットまで3キロ。ラストスパーは土曜日。決戦は8月7日。出発は2日。「フィリピンで試合をした経験が大きい」と改めて、今年春に下した決断、WBOインターナショナル王者決定戦に臨んだ一戦を振り返った。赤穂亮陣営はアウェイ対策に余念はなく、偵察部隊が既にタイ入りしている。これまでに培ってきた経験の全てをかけて挑む、集大成の舞台が待っている。