ボクシングモバイルニュース
[キャンプ情報]2015.7.28

和氣が「世界の壁」を痛感

クリス・アバロスと
 米国ロサンゼルスで長期合宿中の東洋太平洋Sバンタム級王者・和氣慎吾(28=古口)が、キャンプ終盤の27日にIBF世界同級9位のクリス・アバロス(25=米)と実戦形式のスパーリングを行い、世界の壁を痛感したという。
和氣の奥には仲村正男(渥美)の姿も
 戦績28戦25勝(19KO)3敗のアバロスは、和氣が照準とする21戦全勝14KOのIBF王者、カール・フランプトン(28=英)に今年2月に敵地で挑戦し5回TKOで敗れたが、その実力は世界を経験しただけあって"本物"と和氣は評価した。もちろん手応えは十分にあったそうだが、日本では味わうことのできない感覚に「これが世界の実力者。今のままでは世界に届かない」と実感したそうだ。しかし、世界のトップレベルと拳を合わせたことで、自身の伸びしろを再確認できたことは大きな収穫。和氣は「今はまだ世界のレベルに達していなくても、これから世界のトップで戦えるようにしっかりと日々鍛錬するのみ。レベルアップに期待してください」と頼もしいコメントを残してくれた。