[海外ニュース]2015.7.22
英国開催に前向きなドネア
ノニト・ドネア
5階級制覇の実績を持つ前WBA世界フェザー級スーパー王者ノニト・ドネア(32=比/米)が、期待されるWBA世界スーパーバンタム級王者スコット・クイッグ(26=英)への挑戦に関して、「マンチェスター(英=クイッグのホームリング)に行ってもいい」と、敵地開催に前向きなコメントを発している。
ドネアは18日、中国特別行政区マカオでアントニー・セットゥル(仏)に2回TKO勝ちを収め、昨年10月にニコラス・ウォータース(ジャマイカ)に6回TKO負けから再起2連勝を飾った。一方のクイッグも同じ日にマンチェスターで前IBF王者のキコ・マルチネス(スペイン)に2回TKO勝ちで6度目の防衛を果たしたばかり。両者の対戦計画は今回の試合前から浮上しており、すでに両陣営の下交渉が進行中とも伝えられる。ドネアは「クイッグとの試合には強い興味を持っている。試合は11月か12月になるだろうが、そこに照準を合わせている。私はどこででも誰とでも戦う。英国に行くこともやぶさかではない」と話している。ドネア側のトップランク社はマカオかアラブ首長国連邦のドバイでの開催を望んでおり、今後の交渉が注目される。