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[ニュース]2010.6.12

モンティエルがモレルと統一戦?

 長谷川穂積(真正)を4回TKOに破ってWBC&WBO統一世界バンタム級チャンピオンとなったフェルナンド・モンティエル(メキシコ)。次期防衛戦が注目されているが、モンティエル陣営は「7月17日にチアパス(メキシコ)で元WBA世界スーパーフライ級暫定王者ラファエル・コンセプション(パナマ)を相手に行いたい」(フェルナンド・ベルトラン・プロモーター)としている。
フェルナンド・モンティエル
 しかし、WBOはコンセプションが15傑に名を連ねていないことから認可に難色を示している。そのうえ、WBO同級暫定王者エリック・モレル(プエルトリコ/米)との統一戦を義務づけてもいる。このほど、そのモンティエル対モレルの統一戦開催権を巡る入札が行われ、両者合計10万2500ドル(約943万円)の金額でトップランク社が落札した。この金額を両者が折半することになる。同社は「7月17日ならメキシコ、24日ならラスベガス、8月7日ならアトランティックシティ」と開催日を示している。
 WBOおよびWBCがモンティエル対コンセプションを認可するのか、それともモレル戦を最優先するよう勧告するのか。あるいはコンセプション、モレルの順で防衛戦が行われるのか。「早ければ10月でもOK。遅くとも12月にはモンティエルと再戦して雪辱したい」という長谷川にとっては、ライバルの動向が気になるところだ。