[試合後談話]2015.7.9
竹原のラストマッチ
開始から快調に飛ばした竹原
これまで日本タイトルに2度挑戦し、いずれも王者・藤本京太郎(29=角海老宝石)に敗れた日本ヘビー級2位、OPBF東洋太平洋同級7位の竹原虎辰(36=緑)が、今月14日でJBC規定の37歳定年を迎えるにあたり、9日の後楽園ホールで現役最後のリングに立った。
最後はボディで決めKO勝ち
2度の来日経験のある金起男(韓国)を迎えた竹原は、初回からジャブで組み立てるとワンツー、右アッパーで圧倒。2回に左右のフックで倒すと、4回の最後は右ボディで崩し、10カウントを聞かせた。
37歳になっても挑戦は続く!
26戦目の試合をKO勝利で飾り、12勝(6KO)11敗3分と勝ち越した竹原だが、リング上でマイクを握ると応援団に向けて「もう少しワガママをさせてください」と現役続行を宣言。控え室では、「大事な試合を落とし結果は伴っていないが、まだ納得できていない。松尾敏郎会長もまだできると言ってくれている」と話し、今後はトレーニングを続けながら海外での挑戦を目指すと明かした。