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[前日計量]2015.7.6

清田ゲッソリも一発クリア

両者リミット
 明日、OPBF東洋太平洋Sミドル級王座2度目の防衛戦に臨む清田祐三(31=フラッシュ赤羽)と挑戦者の同級9位カジョーンサック・シットサイトーン(20=タイ)が、6日に都内のJBC事務局で前日計量を行い、両者ともリミットの76.2kgで一発クリアした。
ゲッソリ痩けた
 会場に姿を現した清田は、いつも以上に目が窪み頬が痩けていたが、計量後はたっぷりと水分を補給し回復に努めた。見た目とは裏腹に、いつもより減量は楽だったと話す清田は、二転三転し、対戦相手がなかなか決まらずにいたことについて「毎度のこと。この階級ではしょうがない」と慣れた様子。「キャリアは浅いがKO率の高いファイター。自分の距離をキープし、左を当てて右フィニッシュに持っていきたい」と抱負を語った。
減量は大変だったとカジョーンサック
 対するカジョーンサックは、12年12月に来日した経験があり、今月の発表でランキングに入ったばかりの若手選手。直近の2試合を落としているが、7つの白星はすべてKO勝ち。荒々しいスタイルが売りのようで、「右ストレートには自信がある。清田といえども当たれば倒れる」と自信を覗かせた。
この後はお粥を食べる
 世界挑戦失敗から間もなく2年。再起後は4連続KO中の清田に今回、まさかは無いはず。再挑戦を目指す以上、磐石の内容で世界をアピールしてもらいたい。