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[ニュース]2015.7.5

岩佐、決意を新たに

4日のホールに来場した岩佐
 先月13日にイギリス・ブリストルで開催された4位リー・ハスキンズ(英)とのIBF世界バンタム級暫定王座決定戦に敗れた岩佐亮佑(25=セレス)が4日、後楽園ホールで行われた同門、岡畑良治(29)のランカー挑戦の応援に訪れ、世界再挑戦の意思を改めて示した。
 岡畑の試合後、「絶賛落ち込み中です(笑)」と自嘲気味に答えてくれた岩佐は、初の世界戦を改めて振り返った。「体調は万全だったし会場の雰囲気に飲まれることもなかった。でも敵地なのでポイントを取らなければならないと焦ってしまった。(ハスキンスについては)予想以上に繊細だと思ったが勝てない選手ではない。自分の距離で戦えなかったので最後にもらったパンチは効いてしまった」。
 世界の難しさを痛感した岩佐は、注目の再起戦について「会長としっかり話してから」と答え、来週には練習を再開すると明かした。最後に岩佐は「たくさんの人の協力でやっと実現した世界戦だけに、負けてすぐにやり直すとは言えなかったが、やはり世界のベルトがほしい。世界戦はそう何度もできるものではないと分かっているが、次こそ確実に取りたい」と決意を新たにした。