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[ニュース]2010.5.24

WBAランキング、日本勢は

 世界ボクシング協会(WBA)は21日、4月22日から5月20日までの試合結果が反映された最新のランキングを発表した。
 日本関係で大きな動きがあったのはSフライ級で、世界王座を失った名城信男(六島)が4位にランク。その上の3位には河野公平(ワタナベ)が前月5位からアップ。10位の中広大悟(広島三栄)に次いで11位には佐藤洋太(協栄)が初ランクされた。
 バンタム級ではWBC王座を失った長谷川穂積(真正)が2位にランク。
 このほか、敵地タイでWBCフライ級1位のポノムルンレック・クラティンデンジム(タイ)にKO勝ちを収めた久高寛之(仲里ATSUMI)が15位から10位に上昇。Sフェザー級では粟生隆寛(帝拳)が3位から2位に上がり、福原力也(ワタナベ)がランク外から12位に飛び込んできた。
 さらにライト級では近藤明広(日東)を破った荒川仁人(八王子中屋)が入れ替わりに10位に初ランクされた。
 月間MVPはSライト級のアミール・カーン(英)、準MVPは名城に勝ったウーゴ・カサレス(メキシコ)。
 なお、米国勢の惨敗が目立つヘビー級では、とうとう15位以内の米国籍選手は元王者シャノン・ブリッグス(13位)だけという状況になってしまった。