[試合後談話]2015.5.31
青木がランカーを撃破
ピーターをコーナーに詰めた青木
前回の対戦でクウエ・ピーター(26=KG大和)に判定勝ちした青木クリスチャーノ(26=駿河)が、31日の静岡・ふじさんめっせでリターンマッチを受け、今回はランカーとなったばかりのピーターを初回KOで返り討ちにし、日本と東洋太平洋ランクを奪取した。
勝った青木はこれで3連勝
立ち上がり、ジャブで先手を取った青木が右ストレートを効かし、早くもピーターの体勢を崩すとそのままロープへと押し込み、左フックから怒涛の連打を浴びせた。ピーターも僅かに左右を返したが、最後は耐え切れずにダウン。起き上がるもダメージの色は濃く、レフェリーが10カウントを数え上げた。この日の興行「駿河男児Desafio4」は全試合賞金マッチとして行われ、初回KOの青木には7万円のボーナスが手渡された。
焼津市出身の青木、静岡にベルトを!
意気揚々に控え室へと戻った青木は、「左フックはイメージ通りに打て、手応えもバッチリ。あれで目が泳いだのが分かったので、冷静に行けばKOする自信があった。賞金ももちろん狙っていました」と一気呵成に試合を振り返り、日本と東洋太平洋のランク入りが確実となった今、「もっと練習をしてタイトルを狙います。チャンスをものにして静岡を盛り上げたい」と抱負とともに地元・静岡への郷土愛を示した。